アン入り小籠包に酔いしれながら、次はかるーく故宮博物院へ。なんせ前回じっくり見てるので、今回はサラリと。しかしあまりにも 気合が入ってなかったせいか、出た後で「ブタの角煮」すら見ていなかったことに気づくありさま。
何日もかけて故宮に通う人も いるというのに。でも仕方ない。中国四千年の文化の薫りに触れただけでよしとする。
再び台北市街に戻り、茶芸館といったらココ、の竹里館へ。中に入ると日本の女子でいっぱい。 私達も着席してお昼ご飯に茶葉料理を。注文したのは、ガイドブックでは必ずといってよいほど目にする「白毫蝦仁」と精進料理の 「紅茶玉串」と「竹筒飯」。ほどなく運ばれてまいりました茶葉料理の数々。
白毫蝦仁(左画像)は白毫ウーロン茶風味のエビ炒めで、 ベースは塩味でほのかに茶葉の薫りが。もちろんエビもプリプリで、文句なしのおいしさ。同じく左の画像にある文字通り竹筒の中に入ったゴハンの竹筒飯は、白飯の上にタケノコやしいたけなどを細かく刻んで味付けしたものがのってます。少し八角風味。
竹筒の薫りもほどよく、白飯だけでもイケるし、一緒に頼んだオカズ類とも相性ばっちり。
そしてもう一品が紅茶玉串(右画像)。 シイタケの甘辛揚げという、「紅茶玉串」という名前からはなんだか想像つかないこの品ですが、一口食べてびっくり。 「精進料理」とうたっているだけあって、食感、味ともにまるで「肉」。でもシイタケなんですってよー不思議~!!
揚げたシイタケ(揚げる以外に何か細工を?)に甘辛のタレをからめた感じで、私の好きなパターンですコレ。思わずゴハンを おかわり。
繊細で手が込んだ茶葉料理に感動したあとは、茶芸館に来たからにはお茶でしょう!ということで、デザートにお菓子をつまみつつ お茶を(上画像)。本当は本格的に工夫茶のお点前を、といきたいとこだけど、そんなにまったりしている時間は私達にはない、 ということで、茶漉しつきの入れ物に直接茶葉とお湯を入れるカジュアルバージョンの方でお茶を楽しみます。
私は凍頂烏龍茶を、 友人は阿里山高山茶を注文。凍頂烏龍茶もさることながら、阿里山高山茶はほんとに香りがよくて、それだけで癒される感じ。 こちらも何回もお湯を入れてくれるので、十分お茶を楽しめます。
お菓子も小ぶりながらそれぞれ凝った作りで、もちろんお茶との 相性もバツグン。時間がなくてもほどよくお茶を楽しんだのでした。今度はぜひ本格的な工夫茶で楽しんでみたいものです。
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