あまりにも渡辺満里奈があちこちで誘いをかけるので、行ってまいりました初めての台北。
今回はJTB「旅物語」のツアーに参加して、最初の基本を押さえた内容でございます。
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今回のエアーはエアラインランキングでも常に上位のシンガポール航空。初めてナマのサロンケバヤが見られてうれしい(いやマジで)。
9:30に出発し、食事(上画像)やゲーム(←エコノミイでもできんのよ~)などをしていたらあっという間に桃園空港に到着。
出迎えてくれたのはガイドの洪(こう)さん。おじいちゃん世代だけど、しゃっきりしていて日本語も堪能の人。「洪水の 洪 です。」 という説明はたいへんわかりやすいが、例えが洪水というのはどうなのか。
空港を一歩出るとさすが南国、「もあ~ん」とした空気に 包まれていて、フェニックスの木みたいなのがそこここに。何も知らずに「ここがハワイだよ」と言われたら、本当にそう思うかも。
バスに乗り、台湾についてのいろいろな説明を聞く。「現在も徴兵制あり」「いつ戦争になっても対応できるよう、高速道路は滑走路になるようにできている」などといった話を聞いて身のひきしまる思いがする。そうこうするうちに1時間程度で台北市内に入り、最初の 見学地・龍山寺へ。
台北で最も歴史があるという龍山寺。香港の黄大仙もそうだったけど、こちらも赤が主体のきらびやかなつくり。
地元の人も沢山訪れていて賑わっている。戦争時に空襲を受けて本堂が焼けたものの、ここの観音菩薩像だけは無傷だったという。 こういう話って本当にあるのね。
他にも学問の神、商売の神など、あらゆる神がまつられている。三国志の関羽も「ソロバン・学術の類の達人」ということでまつられていて、只今三国志を読書中の私としてはたいへん食いついてしまったが、今ではそういうキャラと なっているのねぇ。
拝んだり、写真を撮ったりして龍山寺終了。赤い半月型の「神杯」というものをガシャンと投げて、神様にお伺いを たてる、というガイドブックで見た光景をやりたかったものの、時間がなくてできず。
まぁ何で時間がないかというのは、後で判明する わけだけど。
龍山寺を出て総統府を車内から見つつ、中正紀念堂へ。
ここは台湾の英雄、蒋介石を称えた殿堂でございます。
なにしろ建物自体が凄くて 圧倒されるのだけど、中も凄い。在りし日に乗っていた巨大ピカピカキャデラックが展示されていたり、執務室が再現されていたり。
でもいちばん凄いのは椅子に腰掛けた蒋介石の超巨大ブロンズ像。その左右を直立不動の衛兵が守っている。この衛兵をつとめるのは、 兵隊の中でもいちばんのエリートだそう。もう何もかも「凄い」、としか言いようがないのです、ほんとに。
時間もいい頃だし、そろそろホテルに行けるのでは、と思ったら大間違い。
「両替もまだでしょう。両替もできるし、台湾の民芸品やお茶などが買える店にご案内しますから」といって連れていかれたのは、中正紀念堂のすぐそばのお土産店。 でた!! そりゃ龍山寺で お参りも早々に切り上げるわけね。
店内は他のツアーでも連れてこられたと見える日本人でいっぱいよ!
が、その店のすぐそばに、 リサーチしていた台北牛乳大王を入店時に見つけていた私達は、お土産屋を5分ほどで切り上げ、速攻で牛乳大王へ。
さてその牛乳大王。台湾ではあちこちで飲める「パパイヤ牛乳」の中でも、秀逸、とされる店らしい。
さっそく注文。出てきたそれは 生パパイヤと牛乳をミキサーで ガーっ とやっただけのシンプルなもの(上画像)。
マックのLサイズ大で日本円にして100円くらい。 味はフルーツ牛乳をもっとすっきりさせた感じで、グイグイいける。他にもスイカやマンゴーなどの果物+牛乳ものや、軽食もあり。
台湾に着いて早々、飲めてよかったー! ツアーにつきものの「引き回し」にも予想外の出会いがあるものだわ。
やっと今回のホテル・三徳大飯店にチェックイン。
大通りに面していて隣にセブンイレブンもあり、MRTの駅も近いし、 なかなか便利そう。
少々部屋で休んだ後、夕食の「台湾料理」を食べるために再びロビーに集合。連れていかれたのは東楽という お店。
「お土産や食材も売ってます」と言っていたとおり、1・2階が食材などの売り場、地下が食事ができるところのもよう。
「まだ食事の用意ができてない(←ていうかしていないのよね?)」ということで2階に案内されたと思うと、ツアーごとにお菓子やカラスミなどとともにお茶を もてなされる。ひととおり紹介が終わると店内に放たれ、グループごとに店員がつき、何かの商品に目を止めると途端に呪文のように商品説明開始。
動いても動いても(=逃げても)ついてきて、何かを見(ているフリをす)れば背後であれこれ語るという拷問。そうこうして30分ばかり過ぎたか、 テンションも大分下がってきた頃、やっとご飯にありつける。
台湾料理の定義はよくわからないけど、野菜の炒め物、スープ、魚もの、 肉ものなどが登場。広東料理に近い感じ?最後にチャーハンでしめて終了。なんせテンションが下がっていたので、あまり内容は覚えてません。 おいしかったけど。(ここで飲んだ台湾ビールも、普通の倍の値段だったことが後日判明。)
いろんな意味でぐったりして、台湾初日終了。
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