朝から 地下鉄に乗ってブルックリン界隈へやってまいりました。
オシャレピーポーが集う(とよく聞く)ブルックリン。
どこを切り取っても絵になる感じで 画像を撮る手が止まらない。

 

誰が描いたんだか 壁のアートもすごいねこりゃ。

 

なんだかもう 普通の建物ですら やたらオシャレに見えるもの。外階段もいいわ~

 

横断歩道とイエローキャブと秋の空。そしてアスレジャーな感じのニューヨーカー。
絵になるわー

 

と いろいろ萌えたりしておりますが、せっかくブルックリンに来たので ANAの羽田-NY線のCMや 2度目のニューヨークなどでも紹介されていた カラフルベーグルを冷かしておきたいということで 来ちゃいました THE BAGEL STORE。

 

お、まだ早めの時間だから半開け状態なのかな?などといいつつ近寄っていくと なにやら貼り紙が。

 

ちょ、しれっと「Closed Today」って書いてないか?
貼り紙を前に 全員しばし固まります。

言っている意味はわかるのよ。でもわかりたくない。
なぜなら はるばる極東の島国からやってきて 少ない滞在日数の中で 今日この時しかもうここに来るチャンスはないというのに ドンピシャすぎにも程があるというもの。

そうこうするうちにも 呆然としている私たちの横から お店を出入りする人がしばしば。なんでも お店はクローズだけど、せっかく来てくれたのに手ぶらじゃ悪いから コーヒーだけでも無料でふるまうね! ということらしく。

気持ちはありがたいけどね~ コーヒーだけ飲むのもね~ と なおも 貼り紙の前でくすぶっていると ふとお店の中からお母さんが私たちに向かって手招きをしていることに気付く。
お店の前でたむろされて迷惑だからなのか いずれにせよ 見つかってしまったので じゃあコーヒーをもらいますかと店内へ。

「ごめんね~ 地下の設備が故障しちゃって今日はお休みなのよ~」みたいなことを言いつつ 「ちょっと待ってて」と厨房の方へ。
そして戻ってきたお母さんの手には レインボーベーグルが!  え、あるの?
「食べてね」と手早くベーグルを袋に入れつつ、コーヒーを淹れてくれて 恐縮しきりの私たち。
コーヒーだけならまだしもベーグルまでは、と お金を払うと申し出るものの かたくなに拒否するので、好意に甘えることにして何回もお礼を言ってお店を後にしたのでした。

日本のテレビやCMでも紹介されちゃったし、遠いところをはるばるやってきてるし、ということで 不憫に思ったのでしょうか。おそらくベーグルは前日の残りか何かだろうけど、お母さんの優しさが身に染みたブルックリンの朝でありました。
こんな太っ腹なところも 繁盛店たる所以なのでしょうきっと。

 

そんなわけで カラフルベーグルにも いくつか種類があるらしいけれど、選ぶなどという贅沢は言ってられぬ。出会えただけでもありがたいレインボー(←おそらく)のベーグルがこちら。
お母さんの優しさが相まって 鮮やかさも5割増しな気がします(イメージ)。

 

さすがにこの期に及んで「クリームチーズをはさんで」というところまでは言えなかったので 素ベーグルで味見。普通にもっちりで美味しいでーす。この色のせいか なんとなく生地がフルーティーな感じがするのは気のせいか(きっと気のせい)。
コーヒーも美味しゅうございましたー。

 

 


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