タイムズ・スクエア屋上からたくさんの電球をつけたリンゴが落ちると新年となる、というこの行事は1904年からの伝統だそうで、今回の旅行の中でもお楽しみの一つ、となっておりました。
なんでも全米をはじめ世界中から多くの人々がやってくるそうで、とても危ないから、真のニューヨーカーは行かないのだ、と本で読んだことも。
でもやっぱり、この日この時に ニューヨークにいるからには行っておかないと!!

 

■カウントダウンまで6時間
このぐらいになると、夕方のニュースなどでタイムズ・スクエアの模様が生中継されています。それはまるで日本でいうところの アメ横中継のよう。
すでにリンゴを見るために集まってきている人も多く、大変なにぎわい。
この頃からスクエアに通じる7番街に 入る道はすべて警官によって封鎖され、セントラルパークの方から大回りしていかなければならなくなり、1本横の6番街などでは、 セントラルパーク方面に向かう人の波が。
街角に、かぶりモノや鳴らしモノなど、カウントダウンのグッズを売る人の姿がちらほらと現れ、そのうちの1人より バカメガネ(こういうやつ↓)を7ドルで購入し、カウントダウンに備えます。

199901

 

■いよいよ
晩御飯を食べた後、一度ホテルに戻り、防寒準備&バカメガネを装着した後、いよいよ出発。
ホテルの人に 「HAPPY NEW YEAR!」と言われ、途中で女の子に「Nice!」とほめられ(バカにされ?)、バカメガネの効果てきめん。
ホテルを出ると すでにPM11時近く、セントラルパーク方面に向かう人の数は多くなる一方で、私たちもその中に混じっていそいそと7番街へ向かい ます。7番街にやっと入ったはいいものの、57th St.に到達するかしないかのところで早くも足止め。すでにここまで人がつまっているのでした。
覚悟はしていたものの、あまりにもタイムズスクエアから離れているため、ジリジリ横の方から少しでも前へ行こうと試みる ものの、やっと前に来たと思ったら、悲しい現実が。
それぞれの交差点では、四方に木製の柵がおかれ、侵入者を防いでいるのです。 つまり、ブロックごとに人の入りが区切られているということ。これではいくら前に行きたくても限界があります。さすがに警備を する方は慣れてらっしゃる。
そのうち、後ろの方から波がおしよせてきて、その拍子に私たちのいたブロックの先頭の柵が倒され、 一気に大勢の人が前へ。私たちもここぞとばかりにダッシュし、一つ前のブロックに進むことに成功しました。それでもまだまだ スクエアにはほど遠い・・・前へは進めないのに、後ろからは人が押し寄せてくるため、そこはまるで ニューヨーク大おしくらまんじゅう大会
寒さもあまり感じず、異様な興奮が あたりをつつんでいるよう。
11時40分を過ぎたあたりからか、上空にはこの模様を中継してると思われるヘリコプターが何機も出現しはじめました。 映っているかどうかもわからないのに、上を向いて手を振るバカなわたしたち。
0時5分前にもなると、人々もより一層興奮状態に。 この世の終わりとも思えるような、言葉では表せないなんともいえない雰囲気が続く中、いよいよ1分前。 スクエアの画面で60、59、58・・・とカウントダウンが始まりました。


■そして
 ・・・5、4、3、2、1、その瞬間、フラッシュの光があちこちで飛び、抱き合う人もあり、わけもなく飛び跳ねる人もあり、 セントラルパーク上空には花火が連発であげられ、もうリンゴのこともすっかり忘れてお祭り状態。
少し経つと冷静さを取り戻した人々は、皆一様に花火を見つめて新しい年を迎えた喜びを噛みしめているようでした。しかし、この花火、日本の職人さんが見たら 手を出さずにはおれないのではないかと思うほどの大味さで、「とりあえず、わっかになってりゃいいだろ」的なものでした。 それでも、こんな状態で見ると、なんとも感慨深く見えるから不思議です。
20分近く、こんな状態が続いたでしょうか、しばらくするとちらほらと人が帰り始め、私たちもホテルに戻ることに。
でもどうしてもスクエアに近づきたい気持ちがあり、裏の道から進入を試みましたが、警官による道の封鎖は続いており、結局あきらめて引き返しました。我に返ると、その帰り道の寒いこと。本当に凍るかと思いました。
リンゴは見ることができなかったけれど、あの時あそこにいた、ということが なんともうれしい思い出です。こんなイベント、日本ではきっと体験できないでしょう。
98年の新年はラスベガスで迎えましたが、ニューヨークではまた別の雰囲気を味わったような気がします。どちらかというと、 ラスベガスの方がクレイジーな人が多かったような・・・。場所柄でしょうか?

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