ここ数年で やたら見かけるようになったポッド式のコーヒーマシン。
ドリップした後の豆の始末などもラクそうではあるものの、昔ながらのフィルターを使ったコーヒーメーカーやハンドドリップで十分満足していたので、「欲しい」とは微塵も思ったことがなかったのです。

そう。あの時までは。

あの時-
すなわち 昨年夏のハワイ旅パシフィックビーチホテルに泊まったのが運の尽き。

KEURIG のマシンが 部屋に置かれておりました。

この時、「用意されているコーヒーだけじゃなく もっと飲みたいかも」と思って ウォルマートに行った際に ライオンコーヒーのポッドを購入したのです。しかしながら 思ったほど部屋で飲むことはなく、ライオンコーヒーに手をつけるまでには至らず。残ったポッドは中身の豆を取り出してドリップして飲めばいいや、と思っていたものの。

帰国後、むくむくと「マシンが欲しい」という欲望が沸いてきてしまい。
こんなことなら とっとと ハワイでマシンを購入してきちゃえば良かった、と思っても後のまつり。
どうせマシンを買うなら ちょうどポッドもあるし、アメリカでは断然ポッドの種類が充実していそうなKEURIG一択、と心に決め アマゾンリサーチ。日本でもUCCが扱う形でKEURIGのマシンはあるようだけど どうも抽出の量が少ないような。おしゃれカップに注ぐ仕様のような。ポッド自体の大きさも小さいような。私は大きめマグカップになみなみ抽出したいのだけど、どうもそうはいかなそうな雰囲気。まあ2回も抽出すれば マグカップもいっぱいになるだろうけど、そこはほれ やっぱり1回でおさめたいわけよなんとなく。

てことで アメリカのアマゾンでリサーチ開始。

もーう あるわあるわ さすが本場。簡単なものから 本格的な仕様のものまで、いろいろ選択肢がありそうです。
でも私としては ホテルにあったもののような 1杯分ずつ水を入れて抽出する、シンプル仕様のもので十分、てことで 同じものを探すものの 見つからずじまい。でも 比較的希望に近そうな シンプル仕様のものを発見。

 

お値段は80ドル程度、しかも日本への配送もOKで 送料を入れても1万円程度でいけそうな雰囲気。
これは買うしかないわね!

 

そして芋づる式に

 

こういうのに ポッドをセットして 今日はどれにしようかな~ とかやりたい!
カルーセルよ カルーセル!

 

いろいろなメーカーのポッドが入ったお試しパック発見! シナボンフレーバーのもあるじゃないのー

 

ちょっとこれ 好きな豆をポッドにセットできるやつじゃない? ステキすぎー!

 

それなら この機会にフィルターの方もまとめ買いしておかなきゃじゃない?

 

こんな感じで 付属品関係が楽しすぎてもうたまりません。

 

が、よく見ると ポッド類などは 日本への配送が不可なものがあることが判明。
いくら マシンが手元に届いたところで ポッドがなければ意味はないのです。

こうなったら 力技しかあるまい。
個人輸入の代行をしてくれる ALICE HOUSE にヘルプ。
これまでにも何度か 日本への配送がないアメリカの通販などを利用した際にお願いしたことがあり 手数料なども 良心的なので心強い存在なのです。
てことで
アマゾンから ALICE HOUSE に配送する形で 一連の品物を注文し、ALICE HOUSEへも品物の受取から日本への配送を依頼。
ついでに他にもいろいろ小物をカートに入れたので トータル170ドルほどのお買い物。
アマゾン→ALICE HOUSEの送料は無料になり、ALICE HOUSE→我が家の送料と代行手数料が計80ドル弱。
アマゾン→我が家の場合の送料と、日本への配送不可のものも購入できたことを考慮すると まあまあでしょう。

 

こうして、怒涛の注文騒ぎから3週間ほど経ったころだったか(アメリカ国内の配送にけっこう時間がかかった)、ついにKEURIGとその仲間たちもろもろが我が家にやってまいりました。

 

おお けっこうな大きさ&重さ。タテヨコそれぞれ40cm前後はあったかと。
旅行時にアメリカで買っていたら、追加手荷物代がかかりそうな雰囲気。これは事後購入で正解かも。

 

何がたまらないって、いろんなポッドをセットしたカルーセルを眺めるだけでうっとり。
ずっと見ていても飽きないわ。
よく見たら エバラのプチっと鍋 だったりしたらイヤよね~

 

さて。
マシンの注文と並行して、もうひとつの懸念・アメリカの家電は日本で使えるのか問題 があるわけですが。
これはちょっと調べたら コンセントの変換アダプターと変圧器(アメリカ→日本)を使えば いけそうなことがわかり 別途注文いたしました。


 

さー役者は揃った。

コンセントに変換アダプターと変圧器を差し、コンセント口へイン。
マシンに水とポッドをセット。もちろんマグカップもセット。

スイッチオン!

・・・・?

 

マシンがうんともすんともいいません。
ここまで お膳立てしたのになぜなの?

焦って 取扱説明書を見るも 当然全部英文なので ちっとも頭に入らず。
ポッドをセットし直してみたりするものの 微動だにせず。

挙句、半分ヤケで マシンが壊れるのを覚悟で コンセントの変圧器を外し、変換アダプターのみでコンセント口に差し込んだらば
あ、なんか電源が入った!

マシンの気が変わらないうちに 「BREW」のボタンを押してみると

ヒューーーーーーウィーーーーーーーン

動いたわ!!

そして間もなく マグにトポトポとコーヒーが抽出され、記念すべき1発目のコーヒー(ライオン)ができたのでありました。

 

えーと もしかして 変圧器いらなかった?
数百円の変換アダプターだけで良かったの?

若干の虚しさが心をよぎりますが、いつかまた出来心でアメリカの家電を買ってしまった時に使う日がくるかもしれない、ということで そっと変圧器をしまったのでありました。

 

それから約1年。
アメリカ方面へ行くたびに いろいろなポッドを購入し、在庫が増えすぎて飲み間に合わない事態などになりつつ 今日もKEURIGマシンは我が家で頑張っております。急いでいるときはKEURIG、時間があるときはゆっくりハンドドリップ、てな感じで併用中。

 

ちなみに、好きな豆をセットできるポッドは どうもフィルターから豆が溢れたり そもそもフィルターが小さめでマグに足りるだけの豆がセットできない など いまいち使い勝手が気に入らず、放置気味であることを申し添えます。
ちまちま フィルターに豆を詰めるんだったら、ハンドドリップしちゃったほうが早い というね。買う前に気付きたかったわ。

 

ここのところ ハワイでリニューアル、新規オープンのホテルに立て続けに泊まりましたが もれなくKEURIGが設置されていたので これからはこの形が主流になっていくのかしらね。

 

今年1月に泊まった ホリデイ・イン・エクスプレス(旧マイレスカイコート) にも

 

そしてこの夏泊まった ハイアットセントリックワイキキビーチ にも。

 

直接カップに注いでしまうので コーヒーやお茶の切り替えも1杯ごとにできるし、掃除などの手間もだいぶ省けるんでしょう きっと。

 

しばらくは アメリカ方面へ行くたびに ポッドを買い込むことになりそうです。


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