とうとう念願のエルメス本店セール・冬の陣に初潜入。かなり魅惑の内容らしい、とのウワサ通りに 果たしてあんなモノやこんなモノに出会えるのか!?あったらあったで買えるのか!?
そしてもちろんグルマンの国・おフランスですもの、おいしいものも満喫しなくちゃね!!

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夏と冬の年に2度行われる、ある意味パリ最大のイベント(?)に今回は照準を合わせ、やってきました冬のパリ。
到着早々、 現地の新聞「LE FIGARO」をチェックすると、ありましたありましたセールの広告が。1月22日~26日まで、「SALLE GAVEAU」という 劇場にてとのこと。
ふっふっふっリサーチ通りだわね。この日の新聞には他にも各種ブランド等のセールの広告が。

 

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セール初日。10:30頃会場に着くと、↑のような長蛇の列が。
そしてすでに会場入りし、大きな紙袋をいくつも持った人々が 出てくる姿もちらほら。かなりの獲物があると見える。日本人の姿も数多く見受けられ、セールの人気の高さもうかがえるというもの。
早速列に加わる。係の人より、エルメス商品を身につけていないかのチェックを受け、「セール品には”S”という印が入ってます」 などと書かれたカードを渡される。

並び始めて2時間半くらい経ち、「あと少しで入れる」という思いと「疲れた・・・」という思いが交錯してきた頃、何事も なかったかのように私達の前に入ってきた2人組のフランス女たちが。
これだけ並んでりゃ、前後のメンバーもわかってきていると いうのに、明らかに新顔。もちろん知り合いとかが代わりに並んでたわけでもなく。
周囲の人々と結託し、抗議の行動に出るものの、全く いなくなる気配なし。係員に注意されても「並んでいた」みたいなことを言い返すザマ。そうこうするうちに係員が本部みたいな ところ(?)に無線連絡をし始めると、とうとうあきらめて消えていった。
その後も同様にズル込みをするフランス女がたびたび出現。でもその度に周囲の人とのフランス語、英語、日本語の共同戦線で排除をすることに成功。お陰ですっかり周りの人とも打ち解け、 退屈気分をしのぐこともできて結果オーライか。
しかし、ズル込みフランス女たちはきっといつもこうやってロクに並ばずに入場 していると見える。油断もスキもあったもんじゃないわね。要注意。

そうこうするうちに並びはじめてから約3時間経過、やっと入場の順番が回ってきた。
意気揚揚と会場内に入ると、いるわいるわ、 あるわあるわ。とりあえずバッグのコーナーへ向かうと、モノはいろいろあるものの、バーキンはなし。
そのバーキンが出てくるのを 待っているのか、多くの人(うち日本人8割)がバッグコーナーのカウンターにはりついている。とりあえず私もはりついてみると、オレンジと赤のケリーが出てきた。出てくると皆が手を伸ばすものの、どうも日本人以外に渡ることが多いように思われ。
その後赤い大バーキンが出現するが、さすがに大きすぎるせいかいつまでも残っていた。ちなみにそのバーキンは確か20,000フランくらい。

早々にバック類はあきらめ、他のブースをチェック。
小物類、スカーフ、服、靴、タオルにいたるまで、新しい型ではないものの、 確かに安い。安いといったって、元が高いからそれなりにいいお値段なんだけど。高いけど安い。わけわからぬ。金銭感覚がマヒしそう。
でも、コートなんかはカシミア100%で日本円にして10万くらいだったから、マックスマーラあたりでも日本で買うと それくらいすることを考えると「買い」なんでしょう。

気づくと2時間くらいがあっという間に経過。会計を済ませ、ボディ&持ち物チェック(モノを盗んでいないか)をされ、 会場からロビーに出ると、水のタンクが設置されていて自由に飲めるようになっていた。いやーその水のおいしかったこと。会場内は熱気が溢れていたせいか、すごく暑かったのもあって、スポーツの後状態といった感じ。

 

2日目、買い物途中のエルメス本店にて「さっきセールにゴールドのバーキンが出ていた」という話を耳にする。

 

3日目、再び朝からセール会場へ。10分程度で中に入ることができる。
朝イチにバーキンが出たらしく、フランスマダムが2名、 バーキンを抱えていた。
またバッグカウンターにはりつき、様子を伺っていると、「バーキンはもう終わった」との宣言が。ちなみにケリーは、 希望の色を言えば奥から出してきてもらえていた。
靴や服も、初日よりも内容が良いように思われ、大変な思いをして初日に行くよりも2~4日目の方がフィーバー気分も一段落しているせいか、冷静に買い物ができる感じ?

 

今回を教訓にまた絶対に行くわ。お金をガッチリ貯めてな。それからやっぱり、フランス語がしゃべれるとかなり強そう。基本的にフランス語以外は相手にしてないような。
私も「シルヴプレ~」とモレシャンばりに話しかけて注意を惹き、その後に英語で続けたけれど それでなんとか相手にしてもらえたので これがギリギリのラインかも。
次回へ向けていろいろと宿題ができたわ。

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